出店に目標を定める

和食店開業

先ずは、心から出店を誓い、飲食店経営のノウハウを実際に営業しているお店で働き,(すでに働いている方がほとんどとでお分かりかとは思いますが。)衛生管理、調理技術、ホール業務、店舗管理などを学んでいきます。その中でも最も大切なことが2つあります! まず一つ目は飲食店で仕事をし続ける自分自身のマインドセットを養うこと。二つ目は働くことにより分かる、働く人の気持ちです。大切な二つの事については、のちほど解説しますね!そしてお給料を頂きながら、貯蓄、業者等のパイプを開拓しながら、じっくり時間をかけコンセプトの構築行う。また 調理師免許等資格がなければ取る事もお勧めします。

 

ここから、少しお金の話をしましょう!

例えば、自己資金確保の為毎月8万円程貯蓄し、年間100万円を3年で300万円貯めたとします。更に資金調達として200万円を親や兄弟、知人、友人等から借りたとします。すると、(借入可能だった場合。)計500万円の資金ができます。事業計画書(場合によっては保証人が必要ですが)次第のところもありますが500万~700万円ほどの融資なら恐らく射程距離内だと思われます。あとは熱意も情熱も必要なのですが、夢と理想ばかり語られても正直、公庫の担当者さんも困ってしまいます。なので、コンセプトや売り上げと集客の明確さ、返済計画の真実味でしょう!そこをメインにしっかりと説明していくと自然に熱意も情熱も伝わると思います。

一旦先ほどの解説を致します。何故、資格等が必要かについて。事業計画書の中で創業のきっかけや動機、経歴、技術(取得資格)事業の特徴、などのポイントを記入する欄があり、公庫に実績、経験の印象もよくなり、プラス材料としてのアピールにもなります。出店にあたり出店地域の区役所(保健所)に営業許可証、食品衛生責任者証を申請しなくてはなりません。そこで調理師免許があると、衛生講習が免除になるので、あると良いでしょう。

次に何故、上記の2つが最も大切なことなのか?

1、マインドセット!

簡単に言うと価値観、信念です。飲食店を運営営していくと言う価値観とどんなことにもへこたれずやり抜く信念です。ここを磨き強い心を作りましょう。なぜならそれは・・・あなたが経営者となり家族、大切な人、従業員を守る為。ここがないと維持継続すら難しくなってきます。そして営業時間も長く、キツイ仕事だからです。

2、働く人の気持ち!

ここがわからないと誰もついてきません。お店の雰囲気も悪くなり、ついには従業員に働いて頂いているという心も持てず、傲慢な経営者になってしまいがちだからです。

強い心と思いやりが大切と言うお話しでした。 

話を融資にもどしますが、基本的に実績がない方が、起業をし融資を受ける場合。個人でも会社でもほぼ日本政策金融公庫での借入による起業になると思います。(※資金力や力がある場合は別ですが)そこで公庫と同じく取引しておきたいのが銀行です。小さく起業ですので、信用金庫や地方銀行の方が親身になってくれたり、地域密着型ですので小さな商店にも将来的にも有利になる場合が多いので、お取引をお勧めします。 

まとめ

  • 飲食店ノウハウを実践で学んでいく。資格の取得、マインドセット、働く人の気持ちを察する心を養う。
  • 時間をかけてじっくりとコンセプトを考える。
  • 自己資金の確保。事業計画書の内容。日本政策金融公庫での融資

実践経験を積んでいく事から始めればいろいろな事が見えてくるはずです。

一つずつ詳しく解説していきますので、そちらもご覧ください。

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